■ホースジョイント破損

・2005年4月
・メーター不動

ホースもsamcoになって、もう水周りは安心!
何も漏れていないエスパスって素晴らしい!
と思ったのもつかの間、またまた道路にラジエター液をまき散らして…
2度目の路上修理です。

春うらら、長く寒かった冬が終わっていきなり夏みたいな陽気の日!
日本のデンマークと呼ばれる安城市田園風景の中で、修理を受けることに…

この数十メートル手前の信号で、青になって走り出したとたん、一応気にしていた水温計の針がいきなり上昇を始めて、慌てて路肩に停止。

降りて下を見ても、そんなに大量に漏れていない様子…
だと思ったら、サブタンクの中まで、すでにほとんど空っぽでした。

ボンネットを開けてみたら、エンジン後方から出て、インマニとキャブにラジエター液を分配しているホースジョイントが見事に折れていました。
前回と違って、あっという間に液はなくなったんだと思う。

それにしても、よくよく考えてみると、こんな重要なパーツがプラスティックとは…
まあ、フレキシブルホースを使ったことで、結果的に無理な力が掛かっていたことも原因だろうけど、どう考えても劣化寿命ってあるよね。

◆今回ついていたのは、止まったのが家から5kmくらいのところだったこと。
とりあえず嫁さんに迎えに来てもらって、工具と応急修理用に使えそうなものを買ってきました。

でも、結局修理を始められたのは4時くらいで、昼間の陽気がウソのように冷たくて強い風が吹き荒れてきました。
エス子のボンネットは、FRP1枚なんで、作業中煽られて何度も頭にぶつかるし…
と、ちょっと愚痴ですm(__)m 。

応急処置の方法、とりあえず数キロ走って帰れれば良いので、循環は捨てて漏れないための処置。
幸い今回の漏水個所は、エンジン本体の冷却には関係ないところだったしね。

キャブのホースは、写真のようにM10のボルトを突っ込んでホースバンドで固定。
これは手軽でバッチリなんで、水周りに不安がある人は、ホース内径に近いボルト数本とホースバンドを車に積んでおくと安心ですよ。

◆もう一方の水路は、古いホースを使って無理やり繋げました。
ここは12.7mm径で、このサイズのボルトが売ってなかったんです。

ただ、ここで古いホースを使ったことは、大失敗でした。
ガレージまで後少し…という踏み切り手前で、またまたまた激しくラジエター液をぶちまけて路肩へ〜
原因は、このホースが破裂したからです。

やっぱり一度オイルが回っちゃったホースは、使っちゃいけませんね〜
反省です。

◆で、これが折れたジョイントパーツ。
13mmのLに10mmがくっついたような形です。

まあ、ここだけじゃないけど、とにかく他車との共通パーツを多用するせいか、こういう意味もなく面倒なパーツが多いですな。

で、いつものようにiberさんにパーツを頼もうかと思ったんだけど、やっぱりプラパーツってところが気になって、結局自前でなんとかすることに。

◆岡崎中のホームセンターを回って、ホース径のせいで主にコンプレッサー周りのパーツで作りました。

少し元のパーツよりも大きいけど、これくらいなら大丈夫です。

右から出ているのが10mmで、その他が12.7mmの口。
寄せ集めだけど、プラパーツよりも信頼性は高いのでは?御機嫌です。

でも、さすがに全部が都合よく出来ていたわけじゃないので、12.7mmのパーツは、知りあいに借りた旋盤で加工しました。

イラストレータの孝明さんがルアー作りに使っていた旋盤をお借りしました。
前々から欲しくて、あれば絶対に便利なのに、なかなか買えない…

貧乏のバカ!

◆幸か不幸か、ホームセンターで売っているパーツって、安普請で材料も黄銅だったりするので、とても加工が簡単。
さくさく削れて気持ち良いです。

外径をホースに合わせて、一応抜け防止加工もしてみました。
こういうパーツを見るのって、幸せだ〜

◆で、これが装着したところです。

ちょっとゴツイけど、丈夫そうだから良いでしょう?
ちゃんと三つ又として機能もしてるし。

ただ、実は、下側のホースがちょっとイヤな角度で曲がっています。
ジョイントパーツが少し大きくなったことも影響していると思うけど、ここも無理無理な設計って感じですね。
ま、ホースがブチ切れるほどじゃないと思いますけどね。

◆こうして無事健康体に戻ったエス子。
1回目の試乗では、走り出してすぐに水温が急上昇!慌てて帰ってきたら、再びサブタンクの中が空っぽに!

慌てたけど、単純にラジエター液の補充が足りなかったことが判明。
2度目の試乗では、バッチグーです。車の下が綺麗ですもん!(笑)

すごく気分良いし、天気も良いから、久しぶりにピカピカにしてやろうと、柄にもなく洗車をしていたら…
メンテ記録は、まだまだ続きます〜

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