■いよいよミッション降ろします

・2004年3月
・メーター不動

今度は、ミッションです。
この辺からは、今までにも増して体力勝負!?
爺にはこたえます(笑)

さて、今日もいい天気!気持ち良くギアボックスに掛かります。

でも、ギアボックス本体の前に、スターターとドライブシャフトとミッションのリンケージを外さねばなりません。あー、面倒臭い!

で、これがスターターモーターを外したところです。

今回は、新品に交換します!
これで、始動の時の異音(エンジンがかかっても、ギアが抜けなかったみたい)も直るハズ。今までは、あまりに心臓に悪い音なんで近くに人がいると躊躇してましたからね(笑)。

ついでに、その右がクラッチのベアリングとレリーズレバー。
このベアリングがいやーな音&感触の根源のハズ。
早く新品を組み込んで、スコーン!と気持ち良いクラッチを味わいたいものです!

次にドライブシャフト。
当然両方外しますが、右側はごらん様な状況なので、新品に交換です。

それにしても、前々オーナーさんが換えてから、3年くらい?
なるべくフルロックは控えながらの運転を心がけているんですが、これくらいが寿命なんでしょうかね〜

この作業は、二度目なので勝手知ったるって感じで進めたんですが(ドライブシャフト交換作業参照)、抜け防止のピンが二本とも折れてしまいました。
まあ、再使用しようという方がセコイんですけどね。

でもこの部品、パーツマニュアルで見るとドライブシャフトassyを買えば付いてくるハズなんだけど、前回も今回も同封されていないんですよねー。頼んだら、1.1ユーロ(約150円)だって。

次にミッションのリンケージを外します。

メインのアームは、ボールジョイントみたいに付いているので、ポコっと外します。
バック用のは、ワイヤー式なので、このワイヤーも外します。

エスパスは、スピードメーターのケーブルもギアボックスのケツから出ているので、これも外します。 こいつは、プラスティックの棒で止まっているんですけど、この棒も折れちゃいました。0.5ユーロ、約68円らしい。

写真右下には、マフラーが見えます。

で、やっとギアボックスを外せるようになったんですが、ここからが大変でした。
とにかく、スペースが無い!やっぱりエンジンごと降ろすことしか考えていないようですな。エンジンクレーン等があれば、まとめて降ろした方が絶対ラクチン。

まず、エンジンブロックとの連結ボルトを外します。全部外したのに、なかなか外れない〜、すげー張り付いてる!って思ったら、クラッチレバーのカバーの下にボルトが一本隠れてました(笑)。
その後ギアボックスのマウントを外したんですが、 これもあっち持ち上げたり、こっち回したりと四苦八苦。

いよいよエンジンブロックから剥がしたんですが、これも大変。というか、不可能と言っていいくらいの作業でした。
エンジンの角度を微妙に動かしながら、無理やりスペースを見つけて外しました。僕は諦めたんだけど、師匠が頑張りました(笑)。
ちょっと見にくいんですけど、真ん中のスペースが本来ギアボックスがあるところで、今は床に置いたライトが光って見えます。

エンジン腰下は、マウントの位置が素晴らしく良い設計で、前にも後ろにも傾かないで、良い子でそのまま載っています。
それにしても、この状態で今度は付けられるのかどうか、すごく不安です・・・・

とりあえず、無事ミッションが外れたので、クラッチちゃんが出て来ました。

サビが見えますが、今回はここも新品に交換するので大丈夫。
ただ、 クラッチケース内にミッション側から微量のオイルが漏れ出しているのが気になります・・・・。

結局ミッションを降ろすのに手間取って、ここまでで二日目終了です。

まあ、あせらずのんびりと・・・・なんてだんだん言ってられなくなってきたんで、もっと頑張らねば!
まだこれからステアリングラックの交換もしないといけないし。

それにしても、あー、疲れた。 師匠、ご苦労様でした(笑)。

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